2月16日横浜国立大学教育学部横浜校で「未来を創る授業」を開講させて頂きました。
講師は黒野小春さんとご両親。
黒野小春さんは生まれながらに背骨に障がいがあり「歩く」ことができません。
現在は特別支援学校に通っています。
そんな彼女は今、自分の夢に向かって進んでいます。
アニメの「脚本家」になること、それが彼女の夢です。
毎日アイデアをシナリオに書き起こしながら現在は大学受験のために勉強にも一生懸命励んでいます。そんな黒野小春さんと横浜国立大学教育学部横浜校の児童生徒さんたちが交流しました。
先日1月12日慶應義塾大学、幸福学の前野隆司教授のクラスで「未来を創る授業」を開講させて頂きました。
慶應義塾大学では2回目の授業になります。
今回もリアルとオンライン両方で皆さんとインタラクテイブな授業をやらせて頂きました。
講師は森悠輔さんとお母さんの幸子さん、そして悠輔さんの双子の弟、涼輔さん。
悠輔さんは脳性麻痺の双子の兄として生まれました。
彼は今まで障がいを物ともせずに多くのことにチャレンジしてきました。
車いすラクビー、チアーリーデイング、シンガポール大使館でのスピーチ等。
現在の一番の夢はタクシー運転手になることです。
学生の皆さんに3人のバックグランドをして頂いた後、「皆さんは悠輔くんと一緒に何ができますか」そして「皆さんは悠輔くんの為に何ができますか」二つの問いを投げました。
一人の大学院生が言いました。
「私は自動車メーカーに勤めています。彼が運転しやすい車を研究、開発してみようと思います」
今回の授業でまた「一つの可能性」が実現に向けて可視化されたように思います。
これからも共生社会を前に進めていくために、「障がい」を多くの方々に知って頂き、さらに交流を深めることで「実現」の「可能性」を目に見えるものにしていきたいと考えております。
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