4月18日チュニジア大使館でジャパンバリアフリープロジェクト記念式典’Go!Go!Embassy!’を開催させて頂きました。
お陰様で大使館での記念式典はチュニジア大使館で23ヵ国目になります。
今回チュニジア大使館でスピーチに挑戦したのは森悠輔さんです。
現在17歳。
森悠輔さん今迄日本語でのスピーチをシンガーポール大使館で、日本語と英語を混ぜたスピーチをウクライナ大使館でやって参りました。
今回は英語だけのスピーチに挑戦。
全権大使の真横でのスピーチということもあり大変緊張していましたが、それに押しつぶされることなく、堂々と見事なスピーチをご披露頂きました。
リズム、大きな声、明瞭さ、さらにスピーチの構成もよく考え抜かれたものでした。
テーマは彼のタクシードライバーになる「夢」です。
脳性麻痺の双子の兄として生まれた森悠輔さん。
左半身に麻痺があり、生まれてからずーと車椅子で生活しています。
しかし彼の「積極性」「チャレンジ精神」は凄まじく、車いすラグビー、チアーリーデイング、英検、漢検そしてこのGo ! Go ! Embassy !の大使館訪問でのスピーチも今回で3回目になります。
物おじしない性格で、人生を前に前に進めている森悠輔さん。
皆さん、これからも森悠輔さんを宜しくお願い致します。スピーチの後は、アハメッド シュッフラ全権大使、ヒシェム アドニ 一等書記官はじめご出席者の皆さんと「観光国としてのバリアフリー推進」についてお話ししました。
ご存知のようにチュニジアは人口1200万人に対して年間の観光客の数が900万人という観光大国です。
ハード、ソフト両面でもっともっとバリアフリーを進めていく必要があると言われていましたが、大使はじめ大使館員皆様の暖かいご対応から「心のバリアフリー」を教えて頂きました。
ご出席頂きました森悠輔さん、お母さん、有り難うございました。
そして大変暖かくお迎え頂いたチュニジア大使館の皆様、本当に有り難うございました。
これからも大使館という「ステージ」で子ども達の「経験値」をあげることを第一義にしながら、国際交流を通じて日本の共生社会の取り組みを発信し、諸外国の素晴らしい施策を学んで参りたいと思います。





Comments