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🇧🇷2024年7月11日ブラジル大使館でジャパンバリアフリープロジェクト’Go ! Go ! Embassy’記念式典を開催

執筆者の写真: ベンツ 山田ベンツ 山田

先日7月11日、ブラジル大使館でジャパンバリアフリープロジェクト’Go ! Go ! Embassy’記念式典を開催させて頂きました。

ゲストは中川陽達(ひなた)さんとお父さんの力さんそしてお母さんの由香さん。

まず冒頭駐日ブラジル連邦共和国大使館報道部長、セーザ イップさんからご挨拶を頂きました。

続いてジャパンバリアフリープロジェクトの活動報告をさせて頂き、メインイベントへ。

中川陽達(ひなた)さんのお母さん、由香さんのメインスピーチに。

スピーチをポルトガル語の挨拶で始められた由香さん。

大使館関係の方達は驚いていました。

中川陽達(ひなた)さんは2番染色体異常を持って生まれてきました。

生後2ヶ月の頃からチアノーゼや癲癇(てんかん)発作が多く見られ、1日に何回も呼吸が止まり、入退院を繰り返す生活を送ってきました。

陽達(ひなた)さんが4歳の時、更なる悲劇が中川家を襲います。

突然の急性脳症。

もともと染色異常がある陽達(ひなた)さんを治療するのは難しく、呼吸器系、腎臓系の数値がどんどん悪化していきました。

2番染色体異常と急性脳症に襲われた陽達(ひなた)さんの生命は限界に近づいていました。

お母さんの由香さんも限界でした。

そんな時、お父さんの力(ちから)さんから発せられた言葉。

【2番染色体異常そして急性脳症に】「どん底から'幸せ'を見つけた夫婦の一日」(3人の映像)

お母さんの由香さんが、陽達(ひなた)さんが生まれてから今までのことをお話しされている時、大使館員の方々はジーと耳を傾けていらっしゃいました。

大使館という非日常で大変緊張されたと思いますが、大変心に残るスピーチをされた中川由香さん。

素晴らしかったです。

記念撮影後は、ブラジルのガラナで作ったソーダをみんなで飲みながら、気がつけばサッカーの話で盛り上がっておりました。

(やはり「ペレ」は不出生の英雄であり、王様なんだということを歴史的な経緯からも知れました)

これからも大使館という場で、皆さんにできるだけ楽しい得難い経験をしていただけるよう努め、各国の施作を学びながら、日本での活動を発信して参りたいと思います。

ブラジル大使館の皆さん、中川家の皆さん、有り難うございました!









 
 
 

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