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2024年1月12日慶應義塾大学で「未来を創る授業」開講

先日1月12日慶應義塾大学、幸福学の前野隆司教授のクラスで「未来を創る授業」を開講させて頂きました。

慶應義塾大学では2回目の授業になります。

今回もリアルとオンライン両方で皆さんとインタラクテイブな授業をやらせて頂きました。

講師は森悠輔さんとお母さんの幸子さん、そして悠輔さんの双子の弟、涼輔さん。

悠輔さんは脳性麻痺の双子の兄として生まれました。

彼は今まで障がいを物ともせずに多くのことにチャレンジしてきました。

車いすラクビー、チアーリーデイング、シンガポール大使館でのスピーチ等。

現在の一番の夢はタクシー運転手になることです。

 

学生の皆さんに3人のバックグランドをして頂いた後、「皆さんは悠輔くんと一緒に何ができますか」そして「皆さんは悠輔くんの為に何ができますか」二つの問いを投げました。

一人の大学院生が言いました。

「私は自動車メーカーに勤めています。彼が運転しやすい車を研究、開発してみようと思います」

 

今回の授業でまた「一つの可能性」が実現に向けて可視化されたように思います。

これからも共生社会を前に進めていくために、「障がい」を多くの方々に知って頂き、さらに交流を深めることで「実現」の「可能性」を目に見えるものにしていきたいと考えております。

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2024年3月5日横浜市立西谷中学校で「未来を創る授業」-講師は上田晃太郎さんとお母さんの由紀子さん

3月5日、横浜市立西谷中学校で「未来を創る授業」を開講させて頂きました。

講師は上田晃太郎さんとお母さんの裕子さん。

上田晃太郎さんは難病、グルコーストランスポーター1欠損症を持って生まれてきました。 脳の中の糖を運ぶところが十分に糖が行き届かない病気であるグルコーストランスポーター1欠損症。 日本での症例は稀です。 特に彼が生まれた20年ほど前、初見でこの疾患を見つけることができた医療関係者は稀だったようです。 脳の糖不足でエネルギー不足になり、身体の発達の遅れと知的の遅れという「障がい」が生じます。 また癲癇の発作も出てきます。 生まれてまもなく目の動きのおかしさを見つけたお母さんの上田由紀子さん。 病院に行きましたが原因ははっきりせず、癲癇による部分発作という診断を受けます。 さらにチアノーゼや他の発作も頻発するようになり、由紀子さんも病院も打つ手がなくなりました。 そんな時たまたまご主人の転勤先であるドイツで転機が訪れます。 診断したドイツの医師はすぐに晃太郎さんがグルコーストランスポーター1欠損症と見抜きます。 原因が分かり安心した由紀子さんでしたが、それからが気の遠くなるような毎日の食事作りでした。 お母さんの由紀子さんは言います。 「普通の子の何倍も手がかかる子どもだったけど、私に得難いものを与えてくれた。晃太郎には有り難うと言いたい」


二人の映像をご覧頂いた生徒さんたちからはたくさんの質問が。

最後には一緒に紙飛行機を作って一緒に飛ばそうという「サプライズ」も生徒さんたちから用意されていました。

この日は同じ時間に6クラスでそれぞれ授業を行ったのですが、どのクラスの生徒さんたちも素直で優しい方が多かった気がします。

一斉に紙飛行機を飛ばした瞬間の光景は忘れられないものになりそうです。

素晴らしいお話をしてくださったお母さんの由紀子さん、そして晃太郎三有り難うございました!

先生はじめ学校関係の皆様有り難うございました!







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